不妊治療

体外受精のお金の話と痛みについて

先日女優のアン・ハサウェイさんが第2子を妊娠したというニュースを見ました!おめでたいですね!というか、もともと不妊治療をされていたんですね。知らなかった…!

本当におめでとうございます!

さて、今回は体外受精についてです。

人工授精を4回トライしたあと医師から「もう体外受精へステップアップしたほうがいいかもしれないけど、どうする?」と聞かれたのですが、痛いのが嫌いな私は採卵を受ける勇気が出なくて「あと一回だけ人工授精にチャレンジさせてください…」と頼み込みました(笑)

そんな5回目のトライも陰性に終わってしまい、いよいよ体外受精へステップアップするかどうかを検討しなくてはいけなくなりました。

体外受精になると大きく変わることがいくつかあります。

・費用の問題
・通院スケジュールの問題
・痛みの問題

まず、費用面。病院によっても変わるそうなのですが、私の場合を書いておきますね。

<人工授精>
ホルモンチェック、内診など 9,500円程度/回
内服薬(2種類ほど) 10,500円程度
鼻スプレー(ホルモン薬)5,400円
人工授精処置 32,400円

一周期あたりにかかる費用 約90,000円

<体外受精>
ホルモンチェック、内診など 9,500円程度/回
内服薬(3種類ほど) 11,000円程度
鼻スプレー(ホルモン薬)5,400円
採卵処置 32,400円/個~
採卵時の個数加算 32,400円/個~
胚培養など 37,800円
肺移植 86,400円
肺移植時の受精卵加算 32,400円/個~

一周期あたりにかかる費用 約400,000円

さらに、妊娠成功報酬で+約200,000円かかりました。

私は採卵時に1個しか採卵できなかったのですが、中にはもっとたくさん採卵して卵子を凍結しておく場合もあります。その場合にはさらに費用がプラスでかかってくるはず…!以下の記事では1回につき500,000円以上かかっているというアンケート結果もあったそうです。

yomiDr.「体外受精の費用がさらに高騰 43%が「1回50万円以上」と回答

かなり高額なので、何度でも気軽にチャレンジするというようにはできないものです。

また、通院スケジュールも頻繁になります。(私の場合は人工授精のころからだったのですが)2~3日ごとに卵胞の成長具合をチェックしに通院、さらに採卵日、移植日の予定も入ってくるので、体外受精にステップアップして仕事との両立が難しくなって職場を離れてしまったという方も少なくないそうです。

今考えてみると、少なくとも月の半分は病院に通っている状態だったかもしれないな~なんて思います。不妊治療は生活の一部って感じですね。また仕事との両立についての体験談は後日詳しく書きたいと思います。

そして、私が一番心配した痛みの問題…!

採卵は注射針のようなものを刺して卵子を吸い取るのですが、デリケートゾーンに針を刺すなんて考えただけでも怖くって!

採卵時の痛みを軽減するため麻酔をうってくれたりする病院も多いそうなのですが、私の通っていた病院は無麻酔。そのかわり、通常よりも細い針を使うので痛みは少ないそうなのですが…。このことを聞いたときに本気で麻酔処置してくれる病院へ転院しようか悩みました。

最終的には転院せず無麻酔で処置できたのですが、それもこれも病院の医師や看護師のみなさんを信頼してたから。痛いとしても、ここの先生に処置してもらいたいなという気持ちが強かったんです。とはいえ、当日朝になっても心の準備ができなくて、思わずだんなに「今日…やめとく…?」と聞いちゃいました(笑)(「何言ってんの、この子?!」と一蹴されましたが涙)病院へ向かう車の中でも震えは止まらず、病院のベッドにお気に入りのパンダのクッションを持ち込んで名前を呼ばれるまでずっと抱いて震えていましたね。。。

処置時には泣き叫んでしまいましたが、痛いからというよりも怖いから。

デリケートゾーンを広げるための器具を入れただけで「いたいー!」と叫び、「これから始めていきますよ~」という声に「いたいー!」と叫び…。(先生から「まだ何もしてませんよ~」と言われました)

実際は想像よりも痛くなかったものの、やっぱり痛かったです。本当はもう一つ採卵できそうだったのですが、私の必死の抵抗により1個で終了してしまいました。先生、ごめんなさい。処置が終わってベッドに戻るときも腰が抜けてしまって看護師さんに抱えられながら移動しました。でも、私の前に処置した方は泣くことなく元気に終わったようだったので(声も明るかった)私がちょっと特殊なだけでしょう…。

なので、私のように痛みに弱い方は麻酔を打ってもらうことをぜひおすすめしたいと思います(ちょっとの痛みくらい平気という方は問題ないかと思います)!麻酔をするかしないかなどは病院のサイトにも説明があったりもするので、これからチャレンジするかたはぜひ一度確認してみてください。

ではでは、長くなっちゃいましたが今回はここまで!

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